5月5日は何の日? ビジネスお役立ちネタ帳

5月5日は何の日?

●【端午の節句?】「端午」は干支(かんし)で言う「月の端(はし)で午(うま)の日」。毎年「午」の日が五日という訳ではないが、「午」と「五」は同じ読みということで五日になった。菖蒲を軒に挿し邪鬼を祓う行事が武家社会になって、菖蒲が「勝負」に通じるので男子の節句となった。

●5月5日頃は二十四節気の「立夏」。春分と夏至の中間にあたる日。ここから夏が始まるとされる。百人一首の「春すぎて夏来(き)にけらし白妙(しろたへ)の 衣(ころも)ほすてふ天(あま)の香具山(かぐやま)」は持統天皇が詠んだ句。ちょうど大化の改新、西暦645年頃で躍動の年代。現代は停滞。

今日のお役立ちネタ帳

「定義する」。ものごとがうまくいかなかったり、新しいことをするときは定義から考えるとよい。アリストテレスは定義を「言い替えや説明ではなく対象の本質規定」と説いた。要は「想い」を「ことば」や「かたち」に置き換えれば、自分も他人も理解できるといこと。日本の政治家には定義する力が無い。

「弁証法」。ヘーゲルの弁証法が有名だが哲学の対話や問答にもある。「もの」や「こと」が「否定」を通じて、より高次の「もの」や「こと」へと再生成する思考法簡単には「正」に反論 × 「反」に反論=「合」、となる。また、昇華しないこともある。「To be, or not to be, that is the question.」

ユングの分析的心理学の別名はコンプレックス心理学。それは、無意識にある観念と感情の複合体のことで、抑圧されている無意識。男性では魅惑の「理想の女性」、女性では救いの「白馬の騎士」か、また困難のとき智慧を授ける「賢者」かも。現実にはいない実体が心に潜み、現実の世界で探し求めていく。

「見た目が大事」。私は写真家、プロフィール写真を撮影する時にイメージするのが、その人がキャリアとして活躍してる姿です。まさしく「今」を未来の姿の如くイメージします。ナポレオン・ボナパルト「人は制服の通りの人間になる」と言っている。自信の持てる服を着れば行動や言動も変わりますね。

●ファッションデザイナーのココ・シャネルは王室からの仕事はしなかった。それは、高飛車な態度が気に入らなかったから。そして、女性が軽快で美しいスーツやパンツスタイルを作った。これが、女性の考え方に影響し社会進出をうながす。内面は急に変えられないが、思想あるデザインで自分を表現できる。

●【天気雨と狐の嫁入り】 昔、日照り続きの村で生贄を選べず人に化けた狐を生贄にしようとした。狐を騙し村の男と祝言をあげさせた。不憫に思った男が嫁になった狐に生贄の話をしたが、狐はそれを受け入れた。狐が神に捧げられたとき、晴天から雨が落ちてきた…狐の涙だ。

「ひとの悩みは100%○○である」。あなたなら「○○」にどんな言葉を使いますか?。「ひと」「人生」「孤独」「老い」「恐怖」「お金」等々。言葉とは概念で、それぞれに時の流れや空間の広がり、重みや象徴するものがある。つまり質量または容量がある。「存在」の真実を言い当てることはできない。

「存在とは?」。京都大学学長を務めた心理学者の河合隼雄先生の講演で「存在が河合隼雄をしてまんねん。」という話がある。ということは「存在」が「実在」「河合隼雄」は「化身」ということだ。「存在」とは何か?。もしかしたらそれを「神」というのかもしれない。信じればあなたも「神の化身」。

「みんなちがってどうでもいい」。これを最初読むと「はぁ?」となる。少し意味を考えてもう一度読むと「肩の力が抜ける」。次につぶやいてみると「まわりが気にならなくなる」。そして大きな声で言うと「やる気がでてくる」。最後にこれを口ずさめるようになったら「成長」していることに気づく。

「短所は長所・ピンチはチャンス」ヴァージン・アトランティック航空を設立したリチャード・ブランソン氏は難読症で文字が苦手。でも、読むのは苦手でも「イマジネーションを膨らませることが得意になった。」と言っている。新型コロナの影響で現在は再建途上にありますが、必ず復活するに違いない。

「二律背反」。相反するふたつの主張が同時に成り立つか、あるいはどちらも成り立たず、決着がつかない状態のこと。つまり上に行くか、下に行くかは、あなた次第。「長所」「短所」も、あなた自身が身に着けている同居人。「短所」くんが寝てるうちに「長所」くんの力を借りて走る方が気持ちいいよ。

「宝くじ2億円、当たりましたー!」。何しよう?。何買おう?。そうだ!。ハワイだ!。ヨーロッパだ!。タワマンに引っ越して、外車も、えーい!3台まとめ買いだー!。最高に幸せで~す!。生きててよかったぁ。「夢は強く思い描けば必ず実現しますよ~」というところで、目が覚めた。夢って儚い。

「夢は強く思い描けば実現する」って何?。それって無理やり考えていることと同じでしょ?。という感情に襲われた。「夢の宝の地図」描いてみたり、「ウィッシュリスト」書いたりすることは「夢」を想像することに、は、逆のプレッシャーがあるということに気が付かされる。本当の「夢」って違うよね。

「夢を描く」。誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしちゃうもの。考えはじめたら楽しくて止まらないもの。それが実現したら生きがいを感じられるもの。これを「夢」にすれば幸せな人生になります。だから、そんな「夢」を絵や言葉のかたちに描こう。「夢を描く」これが自己実現には必要。

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