6月3日は何の日?
●【雲仙普賢岳祈りの日】1991年(平成3年)のこの日、長崎県の雲仙・普賢岳で大火砕流が発生。避難勧告地区内で警戒中の消防団員、警察官、取材中の報道関係者などが巻き込まれ、死者40人、行方不明3人が犠牲となった。火砕流の発生時刻、午後4時8分にサイレンが吹鳴する。「黙とう」
●6/3は「ペリーが浦賀沖に現れた日」。嘉永6年6月3日(1853年7月8日)、17時に浦賀沖に現れ、停泊した。日本人が初めて見た艦は、それまで訪れていたロシア海軍やイギリス海軍の帆船とは違うものであった。黒塗りの船体の外輪船は、帆以外に外輪と蒸気機関でも航行し、帆船を1艦ずつ曳航しながら煙突からはもうもうと煙を上げていた。その様子から、日本人は「黒船」と呼んだ。
今日のお役立ちネタ帳
●「五月富士」。旧暦五月、雪も消えかけて夏の大地に悠然とそびえ立った富士山。日々緑が濃くなる周囲の景色ともあいまってその姿は雄渾で清々しい。「目にかかる時やことさら五月富士」(芭蕉翁行状記)。元禄6年(1693年)5月に詠まれた句。芭蕉が亡くなったのは1694年。最晩年に見た五月富士だ。
●【リトマス試験紙の逆?】「紫陽花(アジサイ)」は花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」とも呼ばれています。土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わります。一般に「酸性ならば青」「アルカリ性ならば赤」。リトマス試験紙と逆なのでご注意ください。
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